カテゴリー
SugiBlog Webデザイナー・プログラマーのためのお役立ちTips

ライヴでの音作り

この記事は最終更新日から1年以上経過しています。

これまでコンピュータ系のことばかり書いてきましたが、ふと思い立って音楽のことを書いてみようと思います。
私がこれまで培ってきたことが、少しでも若いギターキッズ達の役に立てばいいなぁと思います。

今回、いきなりですが、ライヴでの音作りについてお話ししたいと思います。

よく若い子達のバンドで、ギターが歪み過ぎて、何を弾いてるか全く分からない、ノイズしか聴こえない、ということがあります。
若い頃、私もそうでした。
せっかくカッコいい音楽をしていても、それでは全く意味がありません。

なぜそのようなことになるのか?
問題は音作りにあります。

おそらくステージで演奏している本人は、自分の音が聴こえていて、カッコ良く弾けていると感じていると思います。
しかも歪んでいると自分が上手くなったと錯覚を起こしてしまいます。
しかし、客席で聴いていると全く違うのです。

ライヴハウスでは音が廻る(反響する)ため、ステージ上で自分達が聴いている音よりも、客席ではもっと歪んで聴こえます。
※廻るという言葉は諸説あるようで、色んな意味がありますが、ここではそれについては言及しません。

ステージ上で聴いている自分達には少し物足りない、と思うくらいがちょうどいいのです。
もちろん、ステージ上の音=中音も良くないと自分達も乗れないし気持ち良くありません。
しかしそれは慣れが解決してくれますし、「ちゃんと聴き取れる音」こそが本当にいい音なのです。

あと、リバーブを抑える、またはカットするのをお勧めします。
ちなみに私は完全にカットしていました。
それでも充分ホールで反響してくれます。

ワイヤレスを持っていれば、できればリハーサル時に客席へ降りてみて、音を聴いてみるのが効果的です。
ただし、お客さんが入ればまた少し音は変わると思います。

また、PAさんによっても音は変わってきますので、本格的にやるなら腕の良いPAさんを雇う等、してみてもいいかもしれません。

PAさんにも2種類の人がいて、サービス業としてのPA、こだわりを持ったPAに分かれます。
個人的にはこだわりを持ったPAさんと一緒にやりたいですし、実際に一緒にやった経験もあります。
音楽に込める想い等を共有してライヴに挑みますので、良いライヴになると思います。
ただし、そういったPAさんの場合は本業にしていないことがあるので、見つけるのが難しいかもしれませんね。

この記事がお役に立ちましたらシェアお願いします
982 views

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です