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WindowsでXAMPPを使ってLaravel環境構築

WindowsでLaravelでの開発を行うために、XAMPPとComposer・Node.jsをインストールしてLaravelの開発環境を構築します。
少し長いですがお付き合いください。

XAMPPのインストール

まずはXAMPPのサイトからインストーラーをダウンロード
https://www.apachefriends.org/jp/

ダウンロードしたインストーラーをダブルクリックしセットアップを開始します。
セキュリティソフトがインストールされているとインストールが遅くなりますというようなメッセージが表示されますが、「Yes」を押してそのまま続行します。

UAC(ユーザーアカウントコントロール)に関するメッセージが表示されて、「C:¥Program Files」にインストールするのは避けて下さいということのようです。
「OK」を押します。

セットアップウィザードが表示されたら「Next」をクリック

インストールする機能の選択画面になりますが、デフォルトで全て選択されているのでそのまま次へ行きます。

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さくらのレンタルサーバーにLaravelをインストール

さくらのレンタルサーバーにLaravelをインストールしてみました。

プランがスタンダード以上である必要があります。(SSHログインができないためです)

Windows PowerShell等を使ってSSHでログインします。

ログインが出来たら現在のディレクトリを確認してみましょう。

% pwd
/home/{username}

ユーザーのホームディレクトリにいることを確認できればOK。

Composerのインストール

LaravelをインストールするためにComposerが必要なのでインストールします。

% curl -sS https://getcomposer.org/installer | php
All settings correct for using Composer
Downloading...

Composer (version 2.0.14) successfully installed to: /home/{username}/composer.phar
Use it: php composer.phar

カレントディレクトリにcomposer.pharというファイルがあればインストール成功です。
念のため、インストールが出来ているか確認してみましょう。
次のコマンドを入力してください。

% php composer.phar

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ファイルを添付してメール送信3

PHPのmb_send_mail関数でファイルを添付してメールを送信するスクリプト

$to   = "mailto@example.jp";
$from = "mailfrom@example.jp";

$subject  = "件名";

$mailbody = "メール本文\n";

$boundary = md5(uniqid(rand())); //バウンダリー文字(パートの境界)


$header = "From: $to\n"
        . "Reply-To: $from\n"
        . "X-Mailer: PHP/".phpversion()."\n"
        . "MIME-version: 1.0\n"
        . "Content-Type: multipart/mixed;\n"
        . "\tboundary=\"$boundary\"\n";

$msg = "This is a multi-part message in MIME format.\n\n"
     . "--$boundary\n"
     . "Content-Type: text/plain; charset=iso-2022-jp\n"
     . "Content-Transfer-Encoding: 7bit\n\n"

     . $mailbody."\n"

     . "\n";


// 画像(upfileという名前でアップロードされたとする)
if($_FILES["upfile"]["error"] == UPLOAD_ERR_OK) {

    $tmp   = $_FILES["upfile"]["tmp_name"];
    $name  = $_FILES["upfile"]["name"];
    $size  = $_FILES["upfile"]["size"];

    $array = explode(".", $name);
    $nr    = @count($array);
    $ext   = $array[$nr - 1];

    $name  = date("U").".".$ext;

    $fp = fopen($tmp, "r");
    $contents = fread($fp, filesize($tmp));
    fclose($fp);
    $f_encoded = chunk_split(base64_encode($contents)); //エンコード

    $msg .= "--$boundary\n"
         . "Content-Type: application/octet-stream;\n"
         . "\tname=\"$name\"\n"
         . "Content-Transfer-Encoding: base64\n"
         . "Content-Disposition: attachment;\n"
         . "\tfilename=\"$name\"\n\n"
         . "$f_encoded\n"
         . "\n";

} //[end if]


// language establish
mb_language("ja");

// original encoding
$orgEncoding = mb_internal_encoding();

// specify internal encoding
mb_internal_encoding("utf-8") ;


//メール送信
if(!mb_send_mail($mailto, $subject, $msg, $header)) {
    echo "メールの送信に失敗しました。";
}

// internal encoding take back
mb_internal_encoding($orgEncoding);
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外部サーバーのファイル有無を調べる

PHPにはファイルの有無を調べるfile_existsという便利な関数がありますが、
外部サーバーのファイルを確認することはできません。

そこで、HTTPヘッダーを取得し、ステータスコードからファイルの有無を確認してみましょう。

まずはHTTPヘッダーを取得。

$response = get_headers([任意のURL]);

取得したヘッダーからステータスコードを抜き出す。
ステータスコードは配列で返ってきたヘッダーの先頭にあるので、$response[0]の中から数字3桁をpreg_matchを使って抜き出します。

preg_match("/.*(\d{3}).*/", $response[0], $matches);

HTTPステータスコードを数値に変換。

$response_code = intval($matches[1]);

ステータスコードが200であればファイルが存在する、ということになります。


関数を作ると次のような感じになります。

function myFileExists($str_path)
{
    // HTTPヘッダーを取得
    $response = get_headers($str_path);

    // HTTPステータスコードを抜き出す
    if(preg_match("/.*(\d{3}).*/", $response[0], $matches)) {

        // HTTPステータスコードを取得
        $response_code = intval($matches[1]);

        if($response_code == 200) {

            return true;

        } else {

            return false;

        }

    } else {

        return false;

    }
}
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日本的日付の加算・減算

以前、PHPでの日付の加算・減算についてご紹介しました。
その時の記事はこちら↓
日付の加算・減算 DateTimeクラス

その際、月の加減については31日が加減されると記載しました。

例えば12月31日に2ヶ月を加算した場合は、翌年の3月3日になります。

今回はそのような事態にならない回避方法をご紹介します。

// 基準とする日付のオブジェクトを生成する
$myDate = new DateTime("2018-12-31");

// 新規日付オブジェクトを生成
$newDate = new DateTime();

// 2ヶ月後の末日を取得
$newDate->setDate($myDate->format("Y"), $myDate->format("n") + 2 + 1, 0);

※日付に「0」を指定することで前月の末日を取得することができます。
3ヶ月前の末日を取得する

// 2ヶ月を加算する
$myDate->add(new DateInterval("P2M"));

echo $myDate->format("Y-m-d")."\n";

echo $newDate->format("Y-m-d")."\n";

ここでの出力結果

2019-03-03
2019-02-28
// 基準日オブジェクトと2ヶ月後末日との差を求める
$result = $myDate->diff($newDate);

//$resultには日付の間隔を表すDateIntervalオブジェクトが返されます。

if($result->invert == 1) { //間隔が負の数になっている場合は 1、そうでない場合は 0

    echo "newDate\n";
    echo $newDate->format("Y-m-d");

} else {

    echo "myDate\n";
    echo $myDate->format("Y-m-d");

}

出力結果は以下のようになります。

newDate
2019-02-28
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